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 プーチン大統領、国家安全の確保に核抑止力を強化

2014-08-30 13:04:36     cri    

 ウクライナ情勢をめぐるロシアと欧米の争いが続く中、ロシアのプーチン大統領は29日、大規模な衝突に巻き込まれたくないことから、核抑止力の強化に取り組み、国家安全の確保を強めながら、あらゆる侵略にいつでも対応していく方針を明らかにしました。

 同じ日、プーチン大統領はメディアに対し、ウクライナのポロシェンコ大統領の提案により、ロシアは鉄道を利用してウクライナ東部地区に人道的救援物資を送ることを明らかにしました。さらに、「ポロシェンコ大統領は対話できるパートナーだ」と表明しました。

 一方、欧州委員会が29日に発表した声明によりますと、バローゾ委員長はこの日プーチン大統領と電話会談し、当面のウクライナ情勢に大きな関心を寄せているということです。

 さらに、ウクライナ側の求めに応じて、NATO・北大西洋条約機構は29日ブリュッセルで大使級特別会談を行い、エスカレートしつつあるウクライナ情勢を討議しました。NATOのラスムセン事務総長はその後の記者会見で、「ロシアが公然とウクライナの主権を侵犯した」と強く批判しました。

 アメリカのホワイトハウスが29日に明らかにしたところによりますと、アメリカのオバマ大統領は来週ヨーロッパを歴訪し、NATOサミットに出席する予定です。サミット開催期間中、関係各方面はロシアに外交ルートによる危機解決を迫るため、ウクライナに対する政治面と安全面の支援を拡大する一方、ロシアへの経済制裁の強化を討議するということです。(08/30 Lin,Kokusei)国際・交流へ

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