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 中日学者、両国関係を話し合うシンポジウムを開催

2014-08-26 11:51:15     cri    

 中国社会科学院の主催による「日本の戦略的趨勢と中日関係のあり方」をテーマとした国際シンポジウムが24日北京で開催されました。20人の中国人学者と8人の日本人学者が参加し、「歴史とグローバルの背景における中日関係」、「安倍政権の戦略的趨勢と対中政策」、「中日関係の戦略的あり方と危機管理」という3つの議題をめぐって討議しました。

 中華日本学会の武寅会長は開幕式で、「今回のシンポジウムの3つの議題は、当面の緊迫した中日関係をいち早く健全かつ安定した発展の軌道に戻す、この1点に集約される。中日関係の悪化を招いた主な原因はいずれも昔からの歴史問題にある。この昔からの歴史問題が、新しい情勢や出来事による刺激を受け、エスカレートし、より敏感で複雑な国家関係を作り出してしまった。このような時期だからこそ、対話と交渉による理性を持った率直な交流はよりいっそう大切だ」と指摘しました。

 今年は第1次世界大戦勃発100周年、日露戦争勃発110周年、甲午戦争(日清戦争)勃発120周年にあたり、来年は中国の抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年を迎えます。これについて、中国の元外務次官で、徐敦信・元日本駐在中国大使は挨拶で、「現在国際関係に大きな調整と変革が訪れている。中国と日本はいずれも重要な影響力を持つ大国で、アジアの平和と安定維持において重要な責任を背負っている。中日関係がピンチに陥っている中、日本の戦略的趨勢と中日関係のあり方を討議することはより現実的な意義がある」と述べました。(08/26 Lin、小山)国際・交流へ

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