北京市で新エネルギー車のナンバープレート抽選が今年2月と4月、6月の3回行われ、企業・部門向けは計4530枚、個人向けは計4852枚、合わせて9382枚が発行されました。7月末までに、電気自動車ナンバープレートの使用率は1割以下の823台しかなかったということです。

　アナリストは「2月から7月までに、消費者にとって購入できる車種が比較的少ないことがナンバープレート使用率が低い要因だ。北京自動車グループのE150とBYDのE6しかなかった。また、充電施設の不足も一つの原因だ」と分析しています。

　北京市新エネルギー車発展計画では2014年から2017年までの4年間で、毎年新エネルギー車のナンバープレートをそれぞれ2万枚、3万枚、6万枚、6万枚発行する予定です。この目標について、北京市関係者は「初めの段階で普及は難しいに違いない。しかし、各種の促進政策の実施や、政府と企業の共同投入に伴い、この新エネルギー車は市民たちに受け入れられるだろう」と述べました。（玉華、山下）　暮らし・経済へ