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 イラク、スンニ派の過激組織が北部2都市を掌握

2014-08-04 15:34:32     cri    

 イラクとシリアで活動するイスラム教スンニ派の過激組織「イラク・レバントのイスラム国」が、クルド人勢力から北部のニナワ県の都市、シンジャルとズマルを奪ったということです。

 これはイラク政府と軍当局が3日、明らかにしたものです。ニナワ県の軍関係者は「反政府武装勢力と、シンジャルを支配するクルド人勢力が3日朝、激しい戦闘となった。反政府武装勢力がシンジャルを占領し、地元の市民数千人が近くのシンジャル山とクルド自治区のザホ市に避難した」と述べました。

 国連のパン・ギムン事務総長は同日、声明を発表し、スンニ派の過激組織「イラク・レバントのイスラム国」がニナワ県の2つの都市を奪い、地元の市民約20万人が家を失ったことに驚きを表し、「国際法を守り、戦闘の影響を受けた民間人を保護しなければならない」と強調しました。国際・交流へ

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