王外相はその中で「ガザ地区の衝突により、パレスチナには1100人余りの死者と6000人余りの負傷者が出ており、イスラエル側でも50人余りが死亡している。ここ数日間は、ムスリム世界で最も重要な祝祭日であるラマダーンだった。それにもかかわらず戦火が継続しており、拡大さえしようとしている。我々はこうした事態に深い衝撃と痛みを覚えている。いかなる理由があれ、武力を濫用し、おびただしい数の一般市民が犠牲になる行為は受け入れられるものではない。中国はこれを強く非難する」と話しました。
また、「当面の急務は無条件停戦という国際社会の声に呼応し、空爆、地上軍事活動、ロケット弾の発射などすべての戦闘行為を停止にすることだ。これこそ問題を解決する上での前提である」と強調しました。
この上で、王外相は「パレスチナ・イスラエル衝突が止まない根源は、パレスチナ問題が長い間にわたって公正かつ合理的に解決されていないことにある。公平でなければ、持続可能な平和もありえない。今回の衝突は和平交渉の緊迫性と重要性を再び表している。中国は国際社会と共に、双方がいち早く協議を再開できるよう協力していきたい」と話しました。
さらに、「中国の中東問題特使は1ヶ月の間に、2回ガザ地区に入り、平和実現のために奔走した。いち早い停戦に役立つことがあれば、中国はそれに協力していきたい。ガザの人々の現在の苦難を我々は、彼ら同じ気持ちで受け止めている。中国はこれまで、そしてこれからも引き続きパレスチナを含めたガザ地区に力の及ぶ限り援助していく」と表明しました。(Yan、Keiko)
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