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 甲午戦争史料4500点余り、中国第一歴史公文書館が公開

2014-07-26 12:27:36     cri    


 甲午戦争勃発120周年にあたり、中国第一歴史公文書館は所蔵する清宮甲午戦争史料の一連の整理を経て4500点余りの公文書を全面公開することにしました。

 中国国家公文書局局長兼中国第一歴史公文書館館長の胡旺林氏によりますと、清宮甲午戦争公文書は初めて戦争の全過程を系統的に掲示したもので、日本が意図的に甲午戦争をしかけた企みを明確に示しており、日本軍国主義の侵略拡張と野蛮かつ残忍な本性を暴いています。このほか北洋海軍の将兵たちが最後まで戦い抜いた悲壮な状況も記録されています。また、台湾の軍や民衆が台湾割譲に反対して立ち上がった悲壮な歴史も記録されています。

 公文書の中には、1894年8月1日に清の朝廷がやむを得ず対日宣戦を発表した正式な勅旨が保管されています。勅旨では、日本を「条約を遵守せず、国際法を守らず、恣意に狂暴に振る舞い、思う存分に悪巧みを働かせている」と厳しい表現で叱責しています。1894年11月22日、日本軍が旅順を占領した後、4日間に渡って非道な大虐殺を行い、それを目撃した欧米記者は相次いで新聞でそれを報じました。北洋大臣の李鴻章が11月30日に朝廷に送った電報の中には、「旅順の街道で殺された住民は2600から2700人に達しており、大きな穴を掘って埋葬していた」と報告する文面もあります。

 胡旺林館長は、甲午戦争の史料を公開する目的は、古きをたずねて新しきを知ることにある。日本は今日にいたっても、頑固な右翼分子が往年の甲午戦争の夢を見ており、東洋の覇者になろうと企んでいる。日本軍国主義が再燃しようとする企みに対して、我々は十分に警戒心を持たなければならない上、何としても甲午戦争の悲劇を再演させてはならない」と話しました。(Yan、吉野) 暮らし・経済へ

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