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台湾の復興航空(トランスアジア航空)のATR72型プロペラ機が23日夜、澎湖諸島で着陸に失敗し、墜落しました。復興航空が24日午前6時30分に発表したところによりますと、乗客乗員58人のうち、48人が死亡、10人がけがをしたということです。けが人はすでに病院で治療を受けています。復興航空は、負傷者と犠牲者の家族に対し、それぞれ新台湾ドル20万元(68万円相当)の慰謝料を、犠牲者には新台湾ドル80万元(270万円相当)の葬儀費用を支払うとして、対応にあたっているということです。
一方、墜落機のブラックボックスはすでに回収され、台湾飛行安全委員会が事故原因の調査にあたっています。
墜落したのは復興航空のGE222便で、23日午後4時から高雄を離陸し、澎湖諸島の馬公空港に向かっていました。しかし、悪天候のため、離陸時間が午後5時42分に遅延し、着陸を何度も試みましたが、結局失敗して墜落したということです。
ラテンアメリカを訪問している中国共産党中央の習近平総書記は事故に対し、心を痛め、台湾の関係部門に総書記本人及び大陸住民から深い哀悼の意を伝えるよう国務院台湾事務弁公室に指示しました。同弁公室の責任者は台湾の行政院大陸委員会(大陸委)と中国国民党中央大陸事務所と連絡を取り、習総書記による犠牲同胞への深い哀悼と遺族へのお悔やみを伝えました。さらに、台湾側からのいかなる求めに対しても、大陸側は全力を挙げて協力すると表明しました。
復興航空は台湾初の民間航空会社で、1951年創立し、台湾島内及び一部短距離の国際便を運行しています。(07/24 Lin、山下)暮らし・経済へ
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