手描きイラストが入った小冊子
「復旦大学新入生用キャンパスライフガイド」

　復旦大学はこのほど、新入生に宛てて「2014年合格通知書」の発送をスタートした。かわいらしい手描きイラストが入った、大学に関する詳細な内容が盛り込まれた小冊子「復旦大学新入生用キャンパスライフガイド」も、合格通知書に同封して送付された。新民網が13日付で伝えた。

　同校が新入生に郵送した送付物には、「合格通知書」と「新入生合格手続ガイド」のほか、新入生が一日も早く大学生活になじむことができるようにという大学側の温かい配慮から、かわいらしい手描きイラストが入った、大学に関する詳細な内容が盛り込まれた小冊子「復旦大学新入生用キャンパスライフガイド」も含まれていた。

　このほか、今年の新しい試みとして、手描き絵葉書6枚組セットも新入生にプレゼントされた。この絵葉書には、「この鍵は、わたしたちが力を合わせて作りました」「初めてお会いするのに、大分前から親しかったような気がします」「復旦の全てを、あなたと分かち合いたいです」などと、感受性あふれる繊細な言葉が並び、新入生が自宅を離れて大学での新生活に落ち着くまでの時期を心理的にサポートしようとする温かい気持ちが表れている。

　復旦大学入学事務室室長の丁光宏教授は、次の通り語った。

　新入生に贈った葉書には、合格通知書を受け取った彼らの喜びを祝福する気持ちを示したと同時に、20年近く育ててきてくれた両親、長い間指導してくれた恩師、共に学校生活を過ごしてきた同級生のことを決して忘れないように、というメッセージも込められている。大学入試の圧力は大変大きいものだったろうが、入学後の競争はさらに激しいかもしれない。それでも、毅然とした態度で前進を続け、さまざまな困難に立ち向かわねばならない。同時に、常に家庭にいるような温かみ、教師からの愛情と関心、同級生の友情やいたわりも、大学生活には溢れている。人生という道は長いが、人と人との愛情や友情はより長く続く。復旦は、より多くの人間的な思いやりや感謝の心を新入生の中にはぐくみ、社会に還元したい。「人民網日本語版」より