中国の李克強首相は11日、北京で世界知的所有権機関のフランシス・ガリ事務局長と会談し、「中国は知的財産権の強国を目指している」と述べました。
李首相は「中国政府は国内外の企業、各種主体によるイノベーション活動の成果を平等に扱い、守っている。行政や司法による保護を強化し、知的財産権の侵害を厳しく取り締まり、規範的で公平、透明な法制と市場環境を整えている。同時に、科学技術の成果を生産力に変え、知的財産権の強国を目指している」と説明しました。
これに対しガリ事務局長は、中国との交流や協力を強化したいとしたうえで、関連の国際ルールの制定においても中国に対しさらなる役割を期待すると述べました。(鵬、吉野)暮らし・経済へ
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