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 メルケル首相の訪中「中独関係に新たな原動力」

2014-07-08 20:39:39     cri    

 ドイツのメルケル首相は7回目の中国訪問を終え帰国しました。ドイツのメディアはこれを受け、今回の訪問はドイツ・中国関係に新しい原動力を注ぎ、両国関係が良い発展の勢いを保つことにプラスになるという見方を示しています。

 ドイツの日刊紙『ディ・ヴェルト』は「数十億ユーロの契約を中国で結ぶ」と題した記事を配信し、「より緊密な経済協力を作りだすことが、メルケル首相の今回の訪中のもっとも重要な目的であった。7月7日にメルケル首相と李克強首相は、フォルクスワーゲン、ルフトハンザを始めとした企業の経済協定6点の調印に立ち会い、その総金額は20億ユーロを上回っている」と評価しています。

 また、「ドイチェ・ヴェレ」も「ドイツは欧州以外のいかなる国とも、北京ほど緊密な関係を築いたことがない」とし、「アメリカと欧州を除いて、ドイツはいかなる国ともこれほど緊密な関係を保ったことはない」としています。さらに、中国にあるドイツ商会が最近発表した調査の結果の引用として、「約半分のドイツ企業は中国の経済環境がいくらか改善すると信じている」としています。また、ドイツの経済アジア太平洋委員会は、先日、中国経済からの脱却を唱えた一部専門家の呼びかけはすでに現実的な意義を失ったという見方をしています。
ドイツ経済は長く停滞していましたが、今年の第1四半期に輸出が9.8%急増しました。「ドイチェ・ヴェレ」はドイツ工商大会の予測を引用して、2014年通年ベースでは、中国向けの輸出総額は8%伸びるだろうとしています。(Yan、小山)

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