オーストラリアに住む中国系住民と韓国系住民は現地時間8日午前、豪議会の前でデモを行い、日本が集団的自衛権の行使を容認し、第二次世界大戦で中国を侵略した歴史を否定する行為に抗議しました。
午前11時ごろ、日本の安倍晋三首相がキャンベラの豪議会で演説することに先立ち、豪州在住の中国系住民と韓国系住民は豪州各地からキャンベラに集まり、デモを行いました。デモ参加者は「安倍反対」、「日本の集団的自衛権行使容認反対」、「日本軍国主義復活反対」などのスローガンを掲げて抗議をしました。
華人の代表は豪政府に抗議書を提出し、日本政府に集団的自衛権の行使容認を直ちに止め、第二次世界大戦の被害者にはっきりと謝罪するよう要求しました。
中国系と韓国系住民のほか、地元市民もデモに参加しました。豪州婦人平和自由協会のベアリン代表も「平和賛成、戦争憲法反対」と書かれたスローガンを掲げて、日本の安倍首相が世界の平和にもたらした脅威に抗議しました。
華人たちは安倍首相の訪問日程に従って、キャンベラ以外にも、パースなどでデモを行い、日本軍国主義の復活を非難し、アジア太平洋地区の平和を求める願いを伝えるということです。(玉華、小山)国際・交流へ
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