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 国際社会、日本軍国主義の復活に警戒

2014-07-08 13:20:18     cri    

 中国の全民族抗日戦争勃発77周年の記念式典が7日、北京市近郊にある中国人民抗日戦争記念館で開かれ、習近平国家主席が演説しました。外国の専門家や学者は、中国が堂々と抗日戦争勃発を記念することは意義が大きいとし、日本で台頭する右翼勢力への警戒や、日本軍国主義の復活の制止を訴えました。

 韓国東北アジア歴史財団研究委員の車在福博士は「中国が『七・七事変』(盧溝橋事変)77周年の、堂々たる記念イベントを開くことは、歴史に対する追想であり、人々の警戒心を喚起するためでもある。中国の抗日戦争の勝利は、民族の独立と人民の解放を実現しただけでなく、世界の平和を実現するために大きな貢献を果たした。歴史を変えたり忘れたりしてはならない。歴史問題は、アジア地域の安全にかかわるだけでなく、世界の平和と安定にもかかわる。日本は侵略の歴史に幾たびも目をそむけ、故意に美化している。私たちは日本において再び台頭する右翼勢力を警戒し、日本軍国主義の復活を断固として打破しなければならない」と述べました。

 フランスの中国問題専門家で、パリ第八大学のピエール・ピカール博士は「日本の戦犯が中国で犯した様々な罪は、中国人民の心の中に永久に消すことができない傷を残した。しかし、中国が堂々と抗日戦争勃発を記念する目的は、憎みを強調するのではなく、戦争の犠牲者を追想し、歴史を正視し、未来に向け警告し、平和を呼びかけることにある。最近、日本政府は八方手を尽くし、集団的自衛権の行使容認を求め、一部の戦犯が日本で高い栄誉を享有している。いずれも日本当局が歴史を正視できない現れだ」と述べました。

 また、ロシア、マレーシア、カンボジア、フィリピンの学者やメディアも、中国の抗日戦争勃発記念式典に注目し、日本軍国主義の復活に警戒するよう呼びかけました。(玉華、山下)国際・交流へ

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