中国の北京が7日、2022年の冬季五輪の正式な立候補地に選ばれました。候補地はノルウェーのオスロ、カザフスタンのアルマトイを含め、3都市に絞られました。

　これは、スイスのローザンヌで開かれた国際オリンピック委員会（IOC）の理事会で決まったものです。同委員会のバッハ会長は「3都市が提出した計画書はいずれも印象深いものだった。IOCは資金や経験の共有などの面で引き続きサポートする」と述べました。

　北京2022年冬季五輪招致委員会の副会長を務める北京市の楊暁超副市長は「北京開催が実現すれば、中国のウィンタースポーツも大きく発展し、普及する。そのきっかけとなる大会をぜひ主催したい」と期待感を表しました。

　開催都市は2015年7月、マレーシアで行われるIOC総会で決まります。（鵬、山下）暮らし・経済へ