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 李克強首相、湖南省を視察

2014-07-06 13:02:34     cri    


 中国の李克強首相は3日と4日の両日、湖南省を訪れ、長沙と株洲の工事現場や大学、工場、食糧倉庫などを視察しました。

 上海と昆明を結ぶ鉄道•瀘昆鉄道の工事現場で李首相は、「中部と西部地区の鉄道を建設することは構造調整を促し、経済が立ち遅れる地域における重大プロジェクトの建設推進に役立ち、目的が明確な調整などを行う重要な措置だ」と指摘しました。

 今年、全国では727万人の大学卒業生が社会人になり、史上最大な就職圧力にさらされていると言われます。湖南大学を視察した際、李首相は就業と創業の促進政策や現状報告を聴取したうえで、イノベーションと創業を奨励し失敗を容認し、政府が社会によりよく奉仕し、創業者に才能を生かす舞台を提供するよう各界に呼びかけました。

 南車株洲公司は中国で電気機関車を生産する「揺りかご」と呼ばれています。李首相は地下鉄車両の組み建てや車両を見学したり、研究開発と生産・販売の状況を尋ねたりしました。また、「イノベーションの潜在力は市場の潜在力につながり、中国の高速鉄道の設備は国際市場で根をおろすには生産コストとハイクオリティを重要視しなければならない。この二つは競争に打ち勝つ力と生命力となる。中国の優れた高速鉄道の設備を世界の人々に知ってもらうように共に努力しなくてはならない」と期待を寄せました。

 また、中国食糧備蓄倉庫を視察した際、李首相は、「食糧の豊作を前に、農作物の取り入れと備蓄をよく行い、農民の食糧販売難を解決しなければならない」と指示し、「食糧の備蓄は経済や市場、物価を安定させる重要な支えになる」と強調しました。(07/06 Lin、Kokusei) 暮らし・経済へ

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