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 盧溝橋事変77周年 東京で「もうひとつの七夕」のつどい

2014-07-04 10:03:03     cri    

 日本による中国侵略戦争の全面勃発を意味する「盧溝橋事変」から77年になる7月7日に、東京では「もうひとつの七夕・盧溝橋事件77周年 合唱と講演のつどい」が開かれる予定です。3日に北京放送を訪れた「日本中国友好協会」(東京都千代田区西神田)の田中義教理事長が明らかにしました。

 田中理事長の紹介によりますと、当日つどいの合唱の部では"「再生の大地」撫順戦犯管理所 前事不忘 後事之師"と題した組曲が歌われ、講演の部では、平頂山事件、強制連行、慰安婦、遺棄毒ガス、南京大虐殺などの戦後補償裁判で実績を積み重ねてきた大江京子弁護士が「歴史・反省そして未来―歴史認識問題と日中の平和を考える」をテーマに講演会を開く予定です。

 この中、合唱組曲「再生の大地」は撫順戦犯管理所で6年間過ごした約1000人の旧日本軍兵士と中国人職員との魂の出会いを描いており、大門高子の作・構成、安藤由布樹の作曲で12年10月に完成したものです。全12曲あり、去年、撫順でも演奏され中国のメディアにも取り上げられ、話題になっています。

 田中理事長は今回の集いで、自らも合唱団の一員としてもステージに立ち、「日本では、7月7日と言うと七夕のイメージしかないが、安倍政権は日本を再び戦争ができる国にしようとした今、日本と中国にあった不幸な歴史を二度と繰り返してはならないという思いを広く伝えたい」と訴えました。

 なお、田中理事長一行5人は中国日本友好協会の招きにより訪中されたもので、同協会の中国訪問は両国関係の悪化で一時停滞し、今回は3年ぶりの訪問になるということです。(文:王小燕、撮影:劉叡)

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