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 青島西海岸新区の設立、日本との貿易関係にプラス

2014-06-27 16:18:59     cri    

 中国山東省が申請していた「青島西海岸新区」の設立計画がこのほど、中国国務院(中央政府)に承認され、上海市の浦東新区、天津市の浜海新区などに続く9番目の国家級新区となりました。設立は冷え込んでいる中日の経済貿易関係に新たな機会をもたらすとみられます。

 「青島西海岸新区」設立に関する計画案は、中日間の経済貿易協力に関する論述が大きな比重を占めています。これらの協力計画とは、◇中日韓自由貿易協定(FTA)交渉に関する会議やイベントの開催、黄海経済技術交流会議と中日韓自由貿易投資貿易商談会の招致◇中国・ドイツエコパーク、中日と中韓の革新的産業パークを建設し、海洋産業や投資貿易の利便化、多国間の交通・物流などの面で、先行的な役割を果たす、などとなっています。

 中日問題専門家は、中日関係が非常にセンシティブになったというマクロ的環境の下で、中国政府は地域の発展を通じ、日本との経済貿易・金融協力を拡大していくことは、包容力のあるオープンな立場を示し、両国の緊張で揺れ動く経済貿易関係を緩和させ、東アジア地域の経済成長を促し、地域や世界経済の発展にプラスとなると分析しています。(ZHL、山下) 暮らし・経済へ

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