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 中英、共同コミュニケを発表

2014-06-18 16:35:04     cri    

 中国とイギリスは現地時間の17日、ロンドンで共同コミュニケを発表しました。コミュニケは30項目からなり、中英関係の各方面に及んでいます。

 共同コミュニケによりますと、双方は中英の全面的戦略パートナーシップがそれぞれの外交政策における不可欠の内容であることで一致し、全面的な戦略パートナーとして、相手側の発展をチャンスと見なし、ハイレベルの相互訪問を強め、各分野での互恵協力を推し進め、両国関係の発展を促していくことで合意に達したということです。双方は両国首相の年度会合、経済対話、ハイレベルの人文交流メカニズムと戦略対話などのハイレベル交流メカニズムの役割を高く評価し、第6回中英経済対話が今年の9月中旬にイギリスで開かれることを決めました。

 双方はまた、2015年までに二国間貿易額が1000億ドルに達するために引き続き努力し、実力のある中国企業がイギリスでの起業と投資を奨励し、中国企業がイギリスで交通、エネルギーなどのインフラ施設や原子力発電、高速鉄道、海上風力発電、太陽光発電プロジェクトへの投資を大いに奨励していくと明らかにしました。さらに、人民元が国際貿易や投資システムでより大きな役割を果たし、イギリスで人民元決済銀行の設立に合意しました。

 そのほか、宇宙、海洋、医療事業の発展と改革における協力を拡大し、イギリスが自国のハイテク製品の対中国民間利用の輸出を緩和していきます

 双方は2015年を中英文化交流年に定め、上半期は中国でイギリス文化祭、下半期はイギリスで中国文化祭をそれぞれ3ヶ月に亘って行います。中国は今後5年間、1万人の公費留学生をイギリスに派遣し、イギリスは2020年までに8万人の留学生を中国に派遣します。

 双方はまた、中英合同科学核心基金の役割を重要視し、保健、環境保護に関する科学技術、飲用水と食品、都市化、エネルギー、教育という6つの分野における科学研究を優先的に発展させます。

 双方はより積極的な措置を講じて、ビザ申請手続きの利便化と簡素化を進め、両国の人的往来と観光業の発展を促します。

 コミュニケーションは、イギリスの長期政策として、イギリスはチベットが中華人民共和国の一部であることを承認し、チベット独立を支持しないと明らかにしました。双方は「一国二制度」の方針と基本法に基づき香港特別行政区の繁栄と安定を維持し、これは双方の利益に合致するとみています。

 双方また、「中欧協力2020戦略計画」に基づき、全面的かつ進取的な中欧自由貿易区協定の達成を長期的目標にすると明らかにしました。(Lin、Kokusei) 国際・交流へ

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