グルメ祭りの様子
中国大陸と台湾の各分野における協力について話し合う第6回海峡フォーラムが14日から1週間の日程で福建省で開かれています。その一環として、アモイでは、台湾の夜市で有名な飲食業者を集めたグルメ祭りが13日に始まり、人気を呼んでいます。
海峡フォーラムで台湾のグルメを紹介するイベントが開催されるのは4年連続。例年と比べ、今年はさらに規模が拡大し、台北士林、台中逢甲、高雄六合など5都市の7大夜市から120の業者が屋台を出しています。
自慢のタコの串焼きを手にする江さん
高雄の六合夜市でタコの串焼きを販売している江さんは今年が初めての出展。意気込みを聞かれ、「1日500から600串売れたら嬉しい。でも、それよりもグルメを通して海峡両岸の距離を縮めることができたらもっと嬉しい」と話しました。
豚足料理屋の陳さん
台北で豚足料理を作っている陳さん(女性)は4年連続出展しています。参加する目的について、陳さんは「台湾の美味しいものを大陸の人たちに味わってもらいたい。今、大陸から台湾に旅行に来る人も少なくないので、今度は、私たちの店へ食べに来てもらえれば嬉しい」と語りました。
一方、このグルメ祭りでどら焼きや貝類のタマゴ焼きなどを食べたというアモイ市民の李さんは「台湾に行かなくても本場のグルメを食べられて最高。台湾旅行をしてみたくなった」と満足そうな様子でした。
この台湾グルメ祭りは17日まで開催され、1日平均1万人が訪れる見込みだということです。(文:斉鵬、写真:斉鵬、高宇) 旅行・文化へ
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