発展途上国77ヵ国からなる「77ヵ国グループ」の50周年記念サミットが6月中旬、ボリビアのサンタ・クルス市で行われますが、中国はハイレベルの代表団を派遣するということです。

　これは、中国外務省の華春莹報道官が10日の定例記者会見で明らかにしたものです。華報道官は、「77ヵ国グループは幅広い発展途上国が団結、協力する上での重要なメカニズムで、国際問題においてかけがえのない重要な役割を果たしている。中国は77ヵ国グループが団結を強め、発展途上国の国際問題における影響力を高めてほしい。今後もメンバー国と共に、サミットを機に、77ヵ国グループがこれまでの50年に勝ち取った協力の成果と経験を総括したい。そして、協力を深め発展途上国の共通利益を守って、それを発展させていきたい」と話しました。（Yan、高橋）