『解放軍報』が22日に報道したところによりますと、中ロ合同軍事演習「海上聯合2014」が正式に始まり、演習に参加する軍艦が出港しました。長江河口の東部にある東海の北部海域へ向かい、3日間にわたる実戦演習を行います。これらの軍艦は7時間の航行を経て、23日午後、指定海域に到着する予定です。

　海軍軍事学術研究所の張軍社研究員によりますと、「演習参加の軍艦は航行中でも防空戦や対潜水艦戦などの訓練を実施するが、いずれも編隊ではなく、それぞれ単独で行う」ということです。

　さらに、『解放軍報』によりますと、今回演習に参加する部隊はJH7戦闘機が最初に配備された解放軍部隊で、長年戦備任務を担当しています。今回の演習に参加するため、当該部隊は2機編隊を4つ、合わせて8機のJH7戦闘機を派遣しました。操縦士は皆、平均飛行時間が1000時間以上で、戦備任務を行う能力があるということです。

　中ロ軍事演習の開始に伴い、太平洋にある米軍の動きもあわただしくなりました。報道によりますと米軍は、通常は1週間に偵察機1機が4回から8回ほど飛行するものの、現在は1日に2機が往復8回飛行しているということです。（05/22　Lin、小山）暮らし・経済へ