王外相は、「アジア信頼醸成措置会議首脳会合(CICAサミット)がまもなく開催される。中国は関係各方面と共に努力し、アジアが求めるアジアの安全保障理念を形成し、地域の安全保障枠組みを構築していきたい。アジアの問題はあくまでアジアの国々が主導すべきだ。アジアの国々には地域の平和と安定を維持する力がある」と強調しました。
王外相はまた、「国連は第2次世界大戦勝利の成果に基づいて築かれたものだ。国際社会は歴史を逆行させようとするやり方を常に警戒しなければならない。国連安保理の常任理事国として、中国は公平・正義と世界平和を擁護する積極的な力だ」とし、今後も引き続き国連の取り組みを支援していく立場を表明しました。
パン事務総長は、「歴史に正しく対面してこそ、未来に向けての国と国の和解と協力を実現できる」と述べ、中国が世界の平和と発展促進のために貢献し、地域の注目される問題の解決で建設的な役割を果たしてきたことに感謝すると共に、中国側と協力を強化していく考えを示しました。
双方はまた、国連の活動やウクライナ情勢、朝鮮半島問題とシリア・南スーダン、そして気候変動などの問題をめぐって意見を交換しました。(ZHL、大野)
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