習主席は「昨年、中国とタジキスタンは戦略的パートナー関係を樹立して以来、各分野での協力は非常に良好である。この戦略的パートナー関係における2020年までの協力綱要を制定し、中央アジア諸国から中国までの天然ガスパイプライン建設、タジキスタンでの送変電施設改修、交通と国境検問所のインフラ整備、工業と農業団地の建設などの協力プロジェクトを計画通りに着工させたい。そして、文化と教育、観光の協力を進め、安全な法執行と防衛協力を強化し、『テロリズム・分離主義・宗教的過激主義』の撲滅と麻薬密輸、越境犯罪取締で両国は共に努力していくべきだ」と述べました。
ラフモン大統領は「上海協力機構の精神に基づいて中国とともに地域の平和と安定維持でより大きな役割を果たしていきたい。そして、『テロリズム・分離主義・宗教的過激主義』の撲滅で中国の信頼できるパートナーとして、安全な法執行の協力を深め、複雑な情勢への対応能力を共に向上させたい。中央アジアから中国への天然ガスパイプラインの建設に全力を上げ、タジキスタンの経済振興と国民生活改善事業への中国参入が続いていくことを期待する」と語りました。
なお、ラフモン大統領は20日に開催される「アジア信頼醸成措置会議(CICA)」首脳会合に出席するために中国を訪れたものです。(ジョウ、高橋)暮らし・経済へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |