王外相はその際「中米新型大国関係を築くことは両国元首が達成した重要な合意であり、両国の共同利益に合致する。双方は協力を強化し、障害を排除し、両国関係の健全且つ安定的な発展を確保する必要がある。今後中米両国が一連の重要な交流を行い、よく協力しあって、積極的な成果を収めることを促進する」との考えを示しました。

　これに対し、ケリー国務長官は「アメリカは米中新型大国関係を築く精神を踏まえて、重要な問題について中国側と意思疎通と協力を保つことを期待する」としました。

　一方、当面の海上情勢について、王外相は関連問題の歴史的経緯や事実真相、それに中国側の原則的な立場を説明した上で、アメリカ側に客観的に対応し、約束を厳守し、言行を慎んで、関係側の挑発的な行動を助長することを避けるよう促しました。（hj KOKUSEA）