中国外務省の秦剛報道官は4日、米国の国際宗教自由委員会（USCIRF）が発表した2014年報告の中国に関する内容をめぐって、記者の質問に答えました。

　秦報道官は、「中国政府は法に基づき公民の宗教を信仰する自由を保障している。中国国民は法律に基づき、宗教を信仰する十分な自由を享受している。同時に、中国の法律ではいかなる者も宗教に名を借りて法律に違反する犯罪行為をすることを許していない」と話しました。

　さらに秦報道官は、「ここ数年、米国の国際宗教自由委員会が発表する報告の中国関連の部分は誤った内容が多く、世論を誤った方向へ導いている。米国は偏見を捨て、宗教問題を利用した中国への内政干渉を停止するよう要請する」と呼びかけました。（Yin、大野）