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　ロシア、ベラルーシ、カザフスタン3ヵ国の大統領が29日、ベラルーシの首都ミンスクで、ユーラシア経済委員会の最高理事会を開きました。来年1月に予定している3ヵ国によるユーラシア経済連合の創設に向けた連合条約案の策定、アルメニアの関税同盟と統一経済圏への加入に伴うロードマップなどを話し合いました。

　理事会には、ロシアのプーチン大統領、ベラルーシのルカシェンコ大統領、カザフスタンのナザルバエフ大統領が出席しました。計画によりますと、３ヵ国の指導者は5月末、カザフスタンの首都アスタナで、ユーラシア経済連合の条約に調印し、来年1月1日の創設を目指しています。最終的には、統一的な政治や経済、軍事、税関などを構築し、労働力、商品、サービス、資本の自由な移動を実現することです。

　一方、連合創設にあたり、石油や天然ガスをはじめ、石油化学製品、農産品の輸出補助金、医薬と医療機器、たばこ、酒類などの商品市場の制限において、依然として意見の違いからの課題があるということです。（Yin、山下）国際・交流へ