日本の舛添要一東京都知事は24日、都知事として18年ぶりに北京を公式訪問しました。舛添知事は今月15日に臨時記者会見を開き、24日から26日までの北京訪問を発表しました。知事は、「北京市との関係深化の第一歩にしたい。また、オリンピック開催国としての中国の経験を聞いてみたい」と話していました。
舛添知事は、「訪問中は北京市の王安順市長と会談し、PM2.5など大気汚染対策の強化・医療改革・社会保障制度などの協力について意見を交換する予定だ。東京は2020年に夏季オリンピックを開催する。2008年の開催国だった中国の経験に学びたい」と話しました。
中国外務省の華春瑩報道官は今月16日、舛添知事の訪中について、「中国は両国の地方レベルの友好交流を支持する。これは両国国民の相互理解の増進に有益だ。舛添知事が相互の交流協力で積極的な役割を果たすことを期待している」としました。
北京と東京は1979年に友好都市関係を締結しました。舛添知事は去年参議員として北京を訪問し、中日友好協会の唐家璇会長と会談しましたが、東京都知事になってからも何度も訪中の意向を表明していました。(怡康、大野)
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