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 <安徽省紀行>中国の硯の故里ー歙県

2014-04-14 12:20:13     cri    

 中国安徽省歙県は古くから、墨と硯の重要な産地として知られています。歙硯は歙県産から名付けられ、中国無形文化遺産として登録されています。また、歙硯は広東省の端硯、甘粛省の洮河硯、山西省の澄泥硯と共に中国四大硯と称されています。


歙硯

 ここ数年、歙県の老胡開墨工場や安徽省行知学校は、無形文化遺産発展基地を設立し、歙県の硯と墨の生産、開発の後継者を養成しています。また、歙硯の継承と発展を進めるため、歙硯協会や歙硯芸術博物館、歙硯鑑定委員会なども相次いで設立されました。

 老胡開墨工場は1782年に創設された墨生産の老舗であり、墨製品は1915年にパナマ万博で金賞を受賞しました。伝統的な技法で作られた老胡開墨工場の墨の質は非常に良く、墨の種類も豊富で、多くの書道愛好家に愛用されてきました。1980年代から老胡開墨工場の製品は日本、韓国、東南アジア諸国に輸出され、特に日本市場において評判が良いということです。 旅行・文化へ


墨を乾かす作業場

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