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第25回アラブ連盟首脳会議は26日、クウェートの首都・クウェート市で閉会しました。会議はアラブの団結を強化し、全面的復興を実現することを目指す「クウェート宣言」を採択しました。
宣言の内容はパレスチナ・イスラエル問題やテロ取締り、アラブ連盟内部改革など多くの課題を含み、シリア、イエメン、レバノン、スーダン、ソマリアなどの国々の情勢にも関心を寄せたものです。
宣言は、パレスチナ・イスラエル問題についてアラブ諸国はパレスチナ事業を支持し、東エルサレムを首都とする独立したパレスチナ国家の樹立に全力を挙げると強調しました。
テロ取締りについては、すべての形のテロリズムに反対し、各方面が共に努力することで、精神面と物質面の両方からテロリズムを根絶し、いかなる形のテロリズムも拡散させないとしました。
また、シリア問題も今回の会議の注目点となりました。宣言はシリア危機の政治的解決を呼びかけると同時に、国際社会が効果ある行動を取り、シリア危機の政治的解決に力を尽くすことに期待を示しました。 国際・交流へ
(hj 高橋)
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