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第3回核セキュリティサミットは現地時間の24日の午後3時にオランダのハーグで開幕しました。53ヵ国の首脳や代表、5つの国際組織の責任者が出席しています。中国の習近平国家主席は席上で演説を行い、中国の「核安全保障観」について述べました。
今回サミットのテーマは「核安全の強化・核テロリズムの防止」で、習主席の演説はこのテーマをめぐって4つの面から中国の核安全保障観を説明しました。
第一に、発展と安全保障をともに重視し、安全保障の確保を前提に原子力事業を発展させること。第二に、権利と義務をともに重視し、各国の権益を尊重しながら国際核安全保障プロセスを推し進めること。第三に、自主と協力をともに重視し、互恵共栄のルートを通じて一般的な核安全保障を求めること。第四に臨時的措置と根本的措置をともに重視して核安全保障を全面的に推し進めることです。
また習主席は断固として自らの核安全保障能力を向上させること、断固として公平、強力、共栄の国際核安全保障システムの構築に参加すること、断固として国際原子力機構(IAEA)が主導する核安全保障の国際協力を支持すること、断固として地域と世界の平和と安定を維持することの4つをあげ、中国の核安全保障における態度と決心を表しました。。(03/25 Lin、吉野)国際・交流へ
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