報告では、経済は安定的で良好な勢いを見せています。GDPは56兆9000億元に達し、前年に比べ7.7%増でした。消費者物価レベルの増加幅は2.6%に抑えられました。都市部の失業率は4.1%で、新たに1310万人の就労者が増え、過去最高を記録しました。輸出入総額は4兆ドルを超えています。
国民収入と経済利益の高まりは持続しています。都市住民の一人当たりの可処分収入は7%増え、農村住民の一人当たりの純収入は9.3%増えました。農村部の貧困人口は1650万人減少し、都市部と農村部住民の収入の差が縮小しつつあります。一定規模以上の工業企業の利潤は12.2%増えており、財政収入は10.1%増えました。
構造調整の分野も成果を収めています。食糧生産量は6億トンを超え、10年間連続して増加しています。サービス業の付加価値の比率は46.1%に達し、初めて第2次産業を上回っています。中西部地域の総生産額の比率が高くなりつつあり、地域発展のバランスがよくなっています。社会の電気使用量は7.5%増え、貨物輸送量は9.9%増えています。このことから、主要な指数が経済成長と合致していることが分かりました。
社会事業が活発な発展を示しています。教育や科学技術、文化、衛生などの分野で新しい進歩が見られます。「神舟十号」が宇宙飛行を行い、「嫦娥三号」が月に着陸しました。また、有人深海探査艇「蛟龍号」の新記録樹立は、中国国民が革新型国家を発展させるという目標を実現する、能力と知恵を持っていることを表しています。
李首相は「2013年は、予想より困難が多くあったが、結果として予想よりいい。各分野の仕事は良好なスタートを実現させた」と指摘しています。(Yin、山下)
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