中国の習近平国家主席は4日、全国政治協商会議第12期第2回会議に出席している政治協商委員と会い、グループ別の討論に参加しました。
習主席は少数民族界のグループ別会議で委員らの発言を聞いた後、「全国各民族は民族大団結の政治局面を大切にし、各民族の大団結を損なういかなる言行にも断固反対すべきだ。呼吸をともにし、運命をともにし、心を通じあう各民族の優れた伝統を代々受け継がせていき、民族の団結、社会の安定、国家の統一という金城鉄壁を構築しなければならない」と語りました。
さらに「民族活動は中国の大局に関わっている。中国の特色ある社会主義の道を堅持し、新しい情勢のもとで民族活動を行うには正しい政治的方向がなくてはならない。少数民族や民族地域の経済社会の発展を速め、民族地域の住民に切実な恩恵をもたらさなければならない。団結と安定は福であり、分裂と動乱は災いである。少数民族界の委員らは新しい情勢における民族活動や政策決定に参謀と諮問の役割を果たしてほしい」と期待を寄せました。(03/04 Lin、Kokusei)
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