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 中国外務省、米大統領とダライラマの会見にコメント

2014-02-23 14:58:23     cri    


 中国外務省の秦剛報道官は22日、オバマ米大統領がダライラマと会談した際の一部言論について、記者の質問に答えました。

 オバマ大統領は、ダライラマと会談した際、チベットの宗教、文化と、チベットの人の人権の保護を支持し、ダライラマのいわゆる「中道路線」を支持して、直接の対話を通じて、長い間存在する食い違いを解決することに賛成する考えを示しました。

 これに対して、秦剛報道官は「ダライラマは単なる宗教家ではなく、宗教の名で長期にわたる反中国の分裂活動を行う政治亡命者だ。ダライラマは『チベットの独立』を図らないと公言したが、反中国の分裂活動を止めることはなかった。ダライラマが吹聴するいわゆる『中道路線』は、中国領土の4分の1を占め、歴史上存在しなかった『大チベット区』の設立を図り、実際は形を変えた『隠れた独立』を図るもので、中国政府と人民は同意できないことだ」と反発しました。さらに秦剛報道官は「中央政府とダライラマが接触する扉は常に開いている。ダライラマが本当に対話での進展を望むならば、自らの言行を徹底的に反省し、あらゆる分裂活動を止めるべきだ」と述べました。

 秦剛報道官は「チベットは中国領土の分割できない一部分であり、中国の内政である。米国は中国の反対を顧みず、ダライラマの訪米を認め、首脳との会談まで行うことは、中国の内政に対する重大な干渉で、米政府の『チベットは中国の一部分で、チベットの独立を支持しない』という約束に違反し、国際関係の基本的準則を著しく違反し、中米関係を著しく損なった」として、「米国が過ちを正し、『チベット独立』を図る反中国の分裂勢力に対する容認と支持を止め、中国への内政干渉を止め、悪影響を取り除く対策を講じ、中米関係において、更なる損害をもたらさないよう勧める」との姿勢を表しました。(ヒガシ)

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