イスラエルのメディアは11日、「中国第2の食品企業・光明グループの代表団が今週イスラエルを訪れ、イスラエル最大の食品メーカーTnuva社と買収交渉を行う」と報道しました。この情報が流れると、Tnuva社の株価は5.2%上がりました。
イスラエルは、首相が去年5月中国を訪問してから、政府が中国企業の投資を奨励しています。しかし、イスラエルではほとんどすべての家庭がこのTnuva社の生産したチーズや関連商品を食べているため、中国の国有企業である光明グループが買収することに地元の人々は不安を隠せません。人々の反対を緩めるため、買収後、光明グループは一部の持ち株をもう1つの株主であるイスラエルの企業に譲渡したり、あるいは大部分の上級管理職を留任させたりするのではないかと報道されています。
イスラエルの現代農業は世界的な知名度が高く、乳製品の生産過程ではホルモンを一切使用していません。しかも、イスラエルは以前中国でモデル工場を建てたことがあります。外国のメディアは「Tnuva社のチーズは定番商品であり、中国市場での潜在的販売力を持っている。それと同時に中国政府は国内の乳製品企業の品質向上を要求している」と分析しています。(Yin、大野)暮らし・経済へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |