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 全人大常務委の傅瑩主任「古い観点で世界を見るな」

2014-02-02 12:39:44     cri    


 中国全国人民代表大会外事委員会の傅瑩主任は1月31日に第50回ミュンヘン安全保障会議に出席した際、「古い観点で世界を見てはいけない。過去の考えや理念、管理方法は変化と改革に応じて見直さなければならない」と述べました。

 これは傅瑩主任が「有限のエネルギー・無限の安全リスク」と題するフォーラムで述べたものです。傅瑩主任は「今日の世界は大きく変わっている。グローバルな発展に伴い、資金や技術などの生産要素は欧米を主としたセンターエリアから長い間貧困に苦しんでいる辺縁地帯へと拡大している。中国やインドなどの発展途上国は発展の高度成長期に入るチャンスに恵まれている」と述べました。

 さらに、「国際的な枠組みや発展モデルに深刻な変化が訪れている中で、新たな規則や議事日程を策定し国際規則を見直すとき、新しい障壁を作ったり世界を改めて異なる部分に分割したりしてはいけない。例えば、環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉においては、中国やインド、ブラジルなどの新興国家を排除してはいけない。先進国の10億人と発展途上国の60億人が対立するような考え方は時代の精神に背き、無駄になるだろう」と述べました。(02/02 Lin、丹羽) 国際・交流へ

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