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 朝鮮は半島の非核化堅持、韓国は離散家族の再会を要求

2014-01-31 15:44:24     cri    

 旧正月を迎え、朝鮮と韓国では午年の新春を祝っています。一方で、双方は様々な形でそれぞれの立場を表明しています。朝鮮の中国駐在大使は記者会見を開き、「朝鮮は非核化を堅持するが、一方的に核を放棄することはない」と重ねて強調しました。韓国統一省は「朝鮮はできるだけ早く離散家族の再会を促進するよう」呼びかけています。

 朝鮮の池在龍(チ・ジェリョン)中国駐在大使は29日、北京で記者会見を開き、金正恩(キム・ジョンウン)総書記の新年挨拶と、重大な提案を明らかにしました。チ・ジェリョン大使は、朝鮮半島の非核化目標の堅持及び一方的には核放棄をしないことを改めて強調し、さらに「現在の朝鮮半島の情勢の下で、偶発的な衝突が戦争につながる可能性もある。韓国とアメリカが軍事演習を中止するよう、再度要求する」と訴えました。韓国とアメリカが再び拒否した場合、朝鮮がどのような行動をするかについて、今のところ、言及していません。離散家族の再会問題で、チ・ジェリョン大使は「春節の後、暖かい時期に行う」とし、具体的な日程は明らかにしていません。このほか、チ・ジェリョン大使は「朝鮮は6カ国協議の再開を支持しており、他の5カ国が速やかに行動を起こすよう期待する」と強調しました。

 一方、韓国統一省は29日、記者会見を開き、「韓国が提出した2月17日から22日にかけて離散家族の再会を行うとの提案に、朝鮮側が積極的に対応するよう」再度呼びかけました。さらに韓国統一省は「朝鮮が核兵器開発のプロジェクトを推進し続けている点が懸念されている。朝鮮は直ちに停止し、国連安全保障理事会の関連決議を履行するよう」求めました。

 このことから、韓国・アメリカ合同軍事演習の規模と、離散家族の再会が順調に行われるかどうかが、今年の朝鮮半島情勢の焦点となっています。(Yin、山下)国際・交流へ

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