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中国外務省の秦剛報道官は26日談話を発表し、「12月26日、日本の安倍晋三首相は中国の断固とした反対を無視して、第2次世界大戦のA級戦犯が合祀されている靖国神社を参拝した。中国政府は、日本の指導者が中国及び戦争の被害を受けたその他のアジア諸国の人民の感情を粗暴にも踏みにじり、公然と歴史の正義と人類の良知に挑戦する行為に対して強い憤りを表し、日本側に強い抗議を申し入れ、厳しく非難する」と述べました。
秦報道官は、「日本軍国主義が起こした侵略戦争は中国などのアジア諸国の人民にとてつもない大きな災難をもたらした。同時に日本人民にもその被害をもたらした。靖国神社は第2次世界大戦期間中、日本の軍国主義が外国に対して起こした侵略戦争の精神の道具と象徴であり、今に至ってもアジア諸国の人民に大きな罪を犯した14人のA級戦犯が合祀されている。日本の指導者の靖国神社参拝の実質は、日本軍国主義の対外侵略と殖民統治の歴史を美化し、国際社会の日本軍国主義に対する正義の審判を覆し、第2次世界大戦の結果と戦後の国際秩序に挑戦するものである。日本の指導者の正義にもとる行為はアジアの隣国と国際社会の日本の今後の発展方向に対する高い警戒心と強い憂慮を引き起こさないわけにはいかない」と指摘しました。
秦報道官は、「去年以来、日本側が釣魚島問題で「島購入」の茶番劇を起こしたため、中日関係は厳しい困難に直面しつづけている。このほど、日本側は軍事安全の分野でいわゆる『中国脅威』を故意に扇動し、中国の安全利益を損害している。このような状況の下で、日本の指導者は言動を慎むどころか、以前にもまして歴史問題で揉め事を引き起こし、両国関係の改善と発展に新しい政治的障碍を作り上げてきた。日本側はこれによってもたらされたすべての結果に責任を負わなければならない」と強調しました。
秦報道官はまた、「侵略の歴史を切実に正視し、深く反省してこそ、『歴史を鑑とする』ことができ、日本がアジアの隣国と未来志向の関係を発展させることができると改めて強調したい。我々は日本に対して、侵略の歴史を反省する約束を守り、措置を講じて誤りを正し、悪い影響をなくし、実際の行動でアジアの隣国と国際社会の信頼を得るよう強く求める」と述べました。(玉華、kokusei)
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