フィリピン駐在中国大使館によれば、12日午後7時までに、フィリピン移民局に拘束されていた78人の中国公民のうち、有効なパスポートを持っていた52人が釈放されました。
フィリピン駐在中国大使館の張華報道官は、「11日午後2時ごろ、フィリピン移民局は、マニラ市の中華街にある3軒の商業施設で、78人の中国公民を不法滞在の容疑で拘束した。これを聞き、中国大使館の関係者はフィリピン中国人商業連合総会などの関係者と共に直ちに現場に行き、事実関係を調査すると共に、フィリピン移民局と交渉し、事件の適切な処理、中国公民の身の安全と人道的待遇、合法的な権益を確保するよう求めた」と述べました。
張華報道官によりますと、様々な手配の結果、11日の夜、フィリピンは拘束した中国公民を条件がよい場所に移し、かつ体調不良と年長の者3人を釈放しました。さらに12日夜7時までに、有効なパスポートを所持していた52人が釈放されました。残りは捜査の結果を待っているということです。
張華報道官は、「中国大使館はこの事件の進展を注意深く見守り、これらの中国公民のために関連の領事保護と支援を提供する」と述べました。(玉華、大野)国際・交流へ
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