中国外務省は11日北京で、中国に駐在する各国大使と国際機構の代表を招き2014年の新年レセプションを開きました。

　席上王毅外相が挨拶し「新しい一年に、中国の特色をもつ大国外交を推進し続け、改革を全面的に深め、民族の復興を実現させるための良好な外部環境作りに努め、外国との協力を強化し、世界の平和と発展を推し進めるためより大きく寄与していきたい」との中国の姿勢を表明しました。

　王毅外相は「2013年は、習近平総書記をはじめとする共産党中央にとっては外交活動を始めた最初の一年であった。中国外交は新しい理念を絶えず打出し、新しい措置を講じて、新しい局面を切り開き続けている。中国はグローバル的な視野に立ち、進取と革新の精神を貫き、各国との友好協力を行っている。中国は平和発展の道を断固として歩み、良好な、かつ安定した大国間関係を構築し、周辺諸国との関係を優先して発展させる方針をとり、発展途上国との友好を幅広く強めてゆき、関心を寄せる問題では責任を持つ大国の役割を果たしている」と述べました。

　中国駐在外国使節団の団長をつとめるトーゴのターアマ大使は「中国の発展は、世界の平和、発展と繁栄に新しいチャンスを必ずもたらすに違いない」と述べました。（Yin）