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　PM2.5対策として、北京市は石炭の燃焼による汚染を一層少なくするため2014年から2017年までに市全体の石炭使用量を1000万トンにまで減らす計画です。これは今後5年間、発電所の石炭燃焼による発電ユニットの稼動を全て止め、完全なクリーン発電を目指すということです。

　2012年の北京市の石炭使用量は2300万トンで、エネルギーの消費量全般の25％を占め、うち、発電所、暖房供給ボイラー、工業と民用の石炭がそれぞれ40％、24％、19％、17％を占めました。なお、北京市におけるＰＭ2.5問題で、エネルギーの使用によるものは4割近くを占めているということです。（ヒガシ）暮らし・経済へ