南アフリカ政府は9日、マンデラ元大統領の追悼式のスケジュールを発表しました。追悼式は現地時間の10日午前11時から午後3時まで4時間にわたって開かれます。国連のパン・ギムン事務総長、米国のオバマ大統領、キューバのカストロ議長らが追悼式で挨拶し、マンデラ元大統領の輝かしい生涯を振り返ります。

　マンデラ元大統領の追悼式は2010年のワールドカップ決勝が行われたFNBファースト・ナショナル・バンク・スタジアムで開かれます。南アフリカ政府の発表によりますと、追悼式は全員の南アフリカ国家斉唱から始まり、司会の開会宣言の後、祈りが捧げられます。それから遺族の友人と家族代表、ひ孫4人がマンデラ元大統領の生前の事跡を振り返ります。

　その後、バン・ギムン事務総長、アフリカ連合のズマ委員長、米国のオバマ大統領、ブラジルのルセフ大統領、中国の李源潮国家副主席、ナミビアのポハンバ大統領、インドのムカルジー大統領、キューバのラウル・カストロ議長がそれぞれ挨拶し、最後に南アフリカのズマ大統領が基調演説を行います。（Yin、大野）国際・交流へ