南アフリカのマンデラ元大統領が死去したことを受け、中国の習近平国家主席は6日、ズマ大統領に弔電を送りました。

　習主席はその中で、中国の政府と人民を代表し、また個人の名義で、マンデラ氏の死去に深い哀悼の意を示し、マンデラ氏の家族に真摯な見舞いの気持ちを表しました。

　習近平主席は「マンデラ氏は世界では著名な政治家であり、長い年月にわたって、南アフリカ人民を率いて多大な努力を払い、反アパルトヘイト（人種隔離政策）闘争の勝利を獲得し、新しい南アフリカの誕生と発展に歴史的な功績を残した。マンデラ氏は中国と南アフリカとの関係の礎を築いた人でもあり、生前中国を2回訪問し、両国の各分野における友好協力を積極的に推進した。中国人民はマンデラ氏が両国関係及び人類の発展事業に残した傑出した功績をいつまでも銘記するだろう」と述べた上で、「ズマ大統領と共に、両国の全面的な協力パートナー関係を強固なものにし、両国の友好事業を一層推し進めていきたい」と改めて表明しました。（ZHL）