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 習近平主席、バイデン米副大統領と会談

2013-12-05 10:36:53     cri    


 中国の習近平国家主席は4日人民大会堂で、米国のバイデン副大統領と会談しました。双方は中米関係や共に関心を寄せる世界と地域の問題について踏み込んだ意見交換をし、「中米双方は対話・交流・協力を強化し、両国の新しい形の大国関係を構築するよう努力すべきだ」と一致しました。

 習主席は、「今年、私はオバマ大統領と2回会談し、衝突も対抗もせず、相互に尊重し、協力共栄の新しい中米の大国関係を構築することで一致に達し、両国関係の今後の発展方向を明確にした。双方は二国間・地域・全世界の各レベルで協調と協力を積極的に拡大し、両国関係は近年重要な進展を収めている」と述べました。

 そして習主席は、「中米は、世界の平和・安定の維持と人類の発展・進歩に共同の責任を負っている。対話と協力を強化することが両国の唯一の正しい選択だ。双方は両国関係の正しい方向をしっかりと把握し、互いの核心的利益と重要な関心事を尊重すべきであり、実務協力を積極的に拡大し、敏感な問題と意見の相違を適切に処理し、中米関係の持続的で健全かつ安定した発展を確保すべきだ」と指摘しました。

 また、「双方はハイレベルの戦略的交流を進め、中米戦略経済対話や人的交流のハイレベル協議などの制度を維持すると共に、各レベルの交流を強化すべきだ。また、両軍の緊密な交流と対話を保ち、新旧の問題での安全保障分野の協力を推進し、反テロ・核拡散防止などの分野での協力を強化すべきだ。一方、経済貿易協力は中米関係の推進器だ。双方は経済貿易、インフラ整備・都市化・食品薬品安全・地域開発などの分野での協力を拡大すべきだ」とも強調しました。

 これに対しバイデン副大統領は、「米中関係は21世紀で最も重要な二国間関係だ。米国は、習近平主席が米中関係を推進するために示した戦略的な卓見と実務的な態度を賞賛する。中国と共に互いの尊重・信頼と平等を基礎に、米中の新しい形の大国関係を構築していきたい。米国は中国と共に各種の制度を整備し、恒常的な対話と交流を保ち、実務協力を強化すると共に、両軍の交流と協力を推進し、建設的な方式で相違を処理したい。また、重要な世界と地域の問題で中国と交流・協力を強化し、各種の課題に共に対応していきたい」と述べました。

 習近平主席はまた、台湾問題やチベット問題、および東海防空識別圏などでの中国の原則的立場を改めて表明しました。(玉華、大野)

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