会員登録

 タイ情勢が一時的緩和

2013-12-04 13:25:20     cri    

 タイの反政府勢力は3日に警察側の容認の下に、首相府と首都圏警察本部に一時間ほど滞在して撤退したことから、これまで続いた政府側と反政府勢力による対峙状況はようやく一時的に緩和されました。報道によりますと、インラック首相は国王の誕生日を祝うよう呼びかける同時に、3日夕方のテレビ談話で、「デモ隊の代表や学識経験者を招き議論で解決したい」と話し合いの継続を訴えました。

 報道によりますと、1000人あまりのデモ参加者が3日、警察側の容認を得て首相府とバンコクにある首都圏警察本部に入り、1時間ほど滞在したあとに撤退しました。反政府勢力はこれを段階的な勝利とみなしています。反政府勢力の指導者ステープ氏は「国王の祝賀イベントは反政府デモが終わることを意味してはおらず、タクシン体制との戦いはまだ続いていく」と述べました。

 一方、タイ工業連合会など7つの商業機構は1日の共同声明で、交渉を通じて解決を図るよう求め、対峙していた双方のどちらにも、暴力に訴えないよう呼びかけました。 (hj)国際・交流へ

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS