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 中国外務省、「カイロ宣言」70周年で質疑応答

2013-12-03 11:04:56     cri    

 中国外務省の洪磊報道官は2日、「カイロ宣言」発表70周年について、記者の質問に答えました。洪磊報道官は「歴史を鏡とすることこそ、未来が開く。日本側は侵略の歴史を正視し、深く反省し、約束を守り、国際的な義務を履行し、実際の行動によってアジア隣国と国際社会の信頼を得るべきだ」と述べました。

 また、洪磊報道官は「『カイロ宣言』は国際社会に認められた重要な国際法律文書である。世界における反ファシズム戦争が収めた成果として、戦後国際秩序の確立の基礎となり、歴史的にも現実的にも重要な意義を持っている。『カイロ宣言』発表70周年を記念することは、歴史に対する追想を通じて正義を守り、今を直視し、未来に目を向け、アジア太平洋地域や世界の、平和で安定的な発展をより良く効果的に保つことだ」と語りました。

 さらに、洪報道官は「『カイロ宣言』は戦後中国が日本軍国主義に奪われた領土を取り戻すことに対し、重要な国際法における根拠を与えた。ここ数年、日本国内では歴史問題において消極的な動きが相次いでおり、『カイロ宣言』と『ポツダム宣言』の法的な役割に対する疑問さえ出た。一部の人間が侵略の歴史を変えて、世界における反ファシズム戦争の勝利を否定することを企んでいる。このため、アジアの被害国と国際社会が日本の動向に対し、警戒や心配することはやむをえないことだ」と指摘しています。(Yin、山下)

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