第12回上海協力機構(SCO)首相会議に出席するため、ウズベキスタンを訪れた李克強首相は29日に、タシケントで、キルギスのサティバルディエフ首相、カザフスタンのアフメトフ首相、タジキスタンのラスルゾダ首相とそれぞれ会談しました。
サティバルディエフ首相と会談した際、李克強首相はキルギスとエネルギーや交通インフラ、牧畜業などの分野での協力を強化し、共同発展を促したい考えを示しました。
サティバルディエフ首相は中国企業によるキルギスでの投資拡大を歓迎し、中国と共同でテロリズムを取り締まるとしました。
アフメトフ首相との会談で李克強首相は「戦略的な角度から、互恵共栄の原則に従い実務的協力を推進し、エネルギー協力の秩序ある進展を推進すると共に、金融面や農業・牧畜業の協力を強め、貿易の動的なバランスを維持し、両国関係の全面的な発展を推進すべきだ」と述べました。
アフメトフ首相は「両国首相の定期会合などを通じて、重要なプロジェクトの協力を着実に進めていきたい」と述べました。
また、ラスルゾダ首相と会談した際、李克強首相は、タジキスタンの国家主権や安全、安定を守るための努力を支持し、タジキスタンとエネルギーや交通、農業などの分野での協力を拡大し、両国の政治面の信頼関係と互恵協力を一層引き上げていく考えを示しました。
ラスルゾダ首相は「中国によるタジキスタンでの投資拡大を歓迎し、互恵協力を通じて、両国の戦略的パートナー関係の中身を一層充実させる」と語りました。(ZHL、吉野)
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