中国の劉結一国連大使は26日、「中国は、シリア各側が政治プロセスに積極的に参与し、第2回ジュネーブ国際会議への無条件参加を一日も早く約束し、会議の積極的な進展を推進するよう呼びかける」と述べました。

　第68回国連総会は当日、パレスチナ問題と中東情勢について全体会議を開きしました。席上、劉結一大使は、「シリア問題をめぐる第2回ジュネーブ国際会議は来年の1月22日に開かれることになった。これは安保理の第2118号決議を実行し、シリア問題の政治的解決を推進する上で重要な進展だと中国は認識しており、会議の開催を歓迎し、支持する」と述べました。

　劉結一大使は、「中国は、関係各側が会議の準備作業を急ぐよう希望し、またシリア各側の無条件参加を呼びかける。また今後も関係各側と緊密な交流と協調を保ち、シリア問題の全面的、長期的、適切な解決を推進するために積極的かつ建設的な役割を果たしていく」と述べました。（玉華、kokusei）国際・交流へ