中国外務省の秦剛報道官は13日、北京で行われた定例記者会見で、「中国が国家安全委員会を設立することを決定した目的は、国家安全システムと国家安全戦略を完備させ、国家安全を確保するためだ」と述べました。

　「中国が国家安全委員会を新設したのは、日本の国家安全保障会議に対するものかどうか」という質問に対し、秦報道官は、「中国が国家安全委員会を新設することは、テロ分子、分裂分子、極端主義宗教分子に緊張感を与えた。結果的には、中国の国家安全の破壊と脅威を企む勢力に緊張感を与えたことになる。先ほどの質問の意味は、日本もこれらの分子に当てはまることを意味するものだろうか」と応えました。（劉叡、大野）