「ママ、僕 山へ遊びに行きたいなあ」「だめ、いい子だから早く帰ろう」
このほど、ジャイアントパンダ親子が山を越えている赤外線映像が公開され、これを見た多くの観客は感動し、そして野生のジャイアントパンダを保護しようという意識がさらに強くなりました。
関係筋によりますと、映像はWWF・世界自然基金が四川省鞍子川自然保護区に設置された赤外線カメラが10月24日に撮影したものです。映像の中でジャイアントパンダの親子がゆったりとカメラの前を通りました。ママパンダはしっかりした足取りで前を歩き、子パンダはのろのろとママの後についていきます。子パンダはカメラの前でもう少し遊ぼうとします。子パンダの思惑を察したママパンダは、口で赤ちゃんを引っ張って大好きな竹の林の中に隠れてしまいます。
WWF物種プロジェクトの藩志勇主任は「この赤ちゃんパンダは今年に生まれた1歳未満の子パンダだ。パンダは赤ちゃんを産んだ後、その子供と一緒に暮らす。2歳半か3歳になった頃母親と別れを告げ、独自で生活をする。」と紹介しました。
関係筋によりますと、WWFは2004年から四川省の幾つかのジャイアントパンダ保護区で赤外線カメラを利用してパンダの生活ぶりを観測しています。これらの赤外線で撮影した映像はジャイアントパンダの研究と保護に重要な役割を果たしています。
(HJ)
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