米3大テレビネットワークの一つであるABCが番組の中で、中国人を侮辱する番組を放送したことを受け、在米華僑や華人は抗議のデモを行いました。

　これに対し、中国外務省の秦剛報道官は11日、北京で行われた定例記者会見で、「人種差別と人種間の恨みを言い散らすことは、メディアの社会的責任に反するものだ。ABCは自社の間違いを直視し、真心のこもった態度で在米華僑や華人たちの正当な要求にレスポンスし、これと似たような事件の再発防止に努めるべきだ」と話しました。

　ABCの報道官は10日、同社は該当番組に対し、公式サイトで公開謝罪声明を掲載し、今後はこのような事件の再発をしないように、番組への審査制度を強化していくと約束したことを明らかにしました。（Yan）