会談でオバマ大統領はマリキ首相に対して、「イラクはできるだけ早く選挙法を採択し、イラクの全ての国民が暴力ではなく政治対話によって意見の相違を解決できるようにすべきだ」と強調しました。マリキ首相は全面的に同意し、来年4月末までに選挙を実施することを約束しました。さらに、テロ対策のため軍の装備に関する追加支援を要求しました。
イラクの要求に対して、アメリカの世論では、イラクの暴力活動は宗派の衝突が大半を占めており、全てがテロというわけではないと指摘する声もあります。また一部の有力議員は、イラク戦争後の情勢悪化はマリキ首相の無策によるものだとして、オバマ政権に慎重に対応するよう求めています。(鵬、大野)国際・交流へ
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